【開催レポート】絵でカセグーン in 大阪(2019/10/20)

【開催レポート】絵でカセグーン in 大阪(2019/10/20)

イラストレーターの稼ぎ方を共有するイベントが大阪でも開催

今回のカセグーンのパネリスト

参加100名の大規模イベントとなりました!

10/20(日)「絵でカセグーン in 大阪」が梅田の大阪駅前第1ビルの会場で開催されました。

クリエイターの稼ぎ方・お金事情についてしっかりと向き合い共有していくイベント「カセグーン」のイラストのお仕事をされている方に特化したイベントの大阪版。前回9月に東京で「絵でカセグーン」を開催したときは60名の方が集まりましたが、今回はなんと100名参加という大きな会場キャパもギリギリの大盛況で盛り上がりました。

チケットも1日経たず即完売でキャンセル待ちに

イベント中は、スマホいじり大歓迎ですので、Twitterで#カセグーンのハッシュタグを付けてのツイートもたくさん見られました。参加者100名のスゴさでしょうか、これを機にたくさんの方にカセグーンを知ってもらえたようです。
さすがにトレンド入りまではいきませんが、この日はクリエイターさんたちのタイムラインにはカセグーンの話題が流れていたのかなと想像すると嬉しいですね。

イベントの流れ

簡単にイベントの流れを説明すると、
・前半に各パネリストの発表
・後半はトークセッションと交流会
といった流れになります。シンプルですが3時間半の濃い濃い内容となりました。

導入 ~カセグーンはお金のセミナーじゃないです~

クリエイターの稼ぎ方の事例を共有するイベントです。

ではイベントの内容を簡単に紹介いたします。
まずは主催の前田がカセグーンというイベントの趣旨を説明しました。ここは毎回の恒例です。

前田は前説のような役割です(笑)

カセグーンはクリエイターの稼ぎ方のイベントですが「こうしたらお金を稼げる」「このテクニックを倣え!」みたいなものではありません。複数のパネリストから、それぞれの仕事の取り方や進め方、考え方などを話していただき、「こういうやり方があるんだ」、「自分の方法も間違いじゃないかも」、「そうか稼ぐということは悪いものじゃないんだ」と感じてもらい、自身のプラスになることを目的としています。

再現性のある内容で自分に落とし込めるのがカセグーンの特徴

カセグーンを開くにあたって、パネリストの皆さんにお願いしているのが、再現性のある内容を話してもらうことです。特に今回は、業界的にもビッグネームな方々をお呼びしました。

ビッグネームなパネリストの話を雲の上の存在のように聞いてしまうと、「あの人だからできたんでしょ」「私とは全然世界が違う」などといった、全く参加した意味がなくなる現象が起きてしまいます。
それは絶対にNGということで、事前の打ち合わせから「再現性のある」内容を重視していただき、まとめてもらいました。

では各パネリストの紹介とザックリと内容を見ていきましょう。

①じゅーぱち ~元営業マンからのイラストレーター転身~

元営業マンだからこその仕事の考え方勉強になりました

3児の父、1羽のインコと暮らすフリーランスイラストレーター

まず一人目のパネリストは、じゅーぱちさん。(Twitter
兵庫県在住のイラストレーター。3児の父、1羽のインコと暮らす、5人(+1羽)家族。 ストーリー性のあるオリジナルイラストを中心に展開する傍ら、広告向けや教育向けなど様々なイラストを受注し5人家族の生計を立てている元営業マンイラストレーターです。

じゅーぱちさんの作品

そんなじゅーぱちさん、オリジナル作品中心の活動で家族を養って食べていけるかどうか…そういったポイントを中心にお話いただきました。
実はここのメイン的なところは、非公開で秘密なのです。まさに今じゅーぱちさんが取り組んで上手く稼いでいくための施策中で、会場に来てもらった方々だけの内緒の話でした。その内容は誰でもできるし挑戦して損はないでしょう。

名前の由来もとてもアツい内容でした

営業経験豊富なキャリアからイラストレーターへ転身

じゅーぱちさんの大きな要素としてイラストレーターとして独立するまでは営業マンして活躍されていました。そのときの経験を活かした仕事の取り方、進め方をしていて、さすが!という考えの連続でした。
独立後は順調のようだったのですが、受注内容の見直しや画力向上などの特訓などを日々されていて、まだまだこれからどんどん向上していくんだという意識が素晴らしかったです!!

②普通人 ~全然普通じゃないストックのレジェンド~

人前で話すのは初めてでとても緊張されていました

フリーランス9年目、ストックイラスト4年目

二人目は普通人さん。(Twitter
家族とワンちゃんと暮らす素敵な女性。会社員デザイナーから結婚子育てなどからフリーランスに。現在はデザイン仕事のフリーランスデザイナー活動と、ストックイラストでの活動の二刀流で働かれています。

実は、この普通人さんのオファーは前田のたっての希望でした。デザイナーで彼女のストックイラストを使ったことはないと言っても過言ではないくらいの存在。ぜひお話が聞きたかったのでした。(名前からして女性だとは思っていなかったです笑)

普通人さんのストックイラストのごく一部

ストックイラスト開始1年目で絶好調!

そんなストックイラストのレジェンドである普通人さん、今のブームと違いまだそこまで人口が多くなかったストックイラストを始めた1年目で会場の皆さんが驚くほどの絶好調ぶり。4年経った今でも、出す媒体を増やしたりと工夫されています。

ストックイラストのメリット・デメリットの説明から、単価を見た割に合うかどうかというところまでしっかりお話いただきました。どうやったら売れるイラストを描くのか、画力も大事ですが、作る上での意識がとても大事だとお話されていました。

普通人さんの制作意識が納得だし素敵でした

得意分野は誰にでも描けるわけでないのでやっぱり強いからどんどん描くべき、独自の個性を出されば人気が出る、そして売れることばかり考えすぎないというアドバイスは、とても響きました。参加者の中にもストックイラストをやっていたり興味ある人が多かったので、皆さん目からウロコの内容でした。

③サタケシュンスケ ~ファンも多いイラストレーターの再現性の高い話~

ビッグな方ですがとても気さくで素敵

大活躍のフリーランス13年目の大ベテラン

最後3人目のパネリストは、サタケシュンスケさん(Twitter
サタケさんは、神戸在住の妻と3人の子供の5人暮らし。広告や出版関係を中心にイラストのお仕事をされています。教育や育児の分野、平面的な表現、特に動物をモチーフとした絵が得意。講師業もされていたりと、国内外で大活躍のイラストレーターさんです。

サタケさんの作品。動物モチーフが多いのにもある理由が

サタケシュンスケ流ビフォーアフターの仕事改革

会場にもサタケさんファンの方が多数おられました。それは予想できていたので、サタケさんの発表は特に再現性を意識した内容に絞っていただきました。「運良く」「偶然」「たまたま」といった部分は内容には入れておりません。

話していただいたのは、収入が前年比より倍以上アップした年があり、そこでの前後でどういった変化があったかを解説していただきました。変化したことで、以下のような効果があったようです。
・クライアント数が増える
・リピート率が上がる
・大きい仕事をまかされる

自身のイラストレーターの主張よりも、目的に合わせた表現をしたり、提案できるものを増やしたり、誰が手に取るかターゲットを意識したりという変化がカセグーンへと繋がったとのことです。

イラストの制作過程を動画でも見せていただきました

イラストレーターとして成功するための工夫は、誰もが実践できることで、とても勉強になりました。
また、今回はイラスト系のイベントということで、パネリストの皆さんには自身のイラストの書き方やポイントを話していただきましたが、サタケさんは動画付きでしっかりと教えてたいだきました。

3人のパネリストによるトークセッション

気さくな御三方からいろいろな意見が

後半はカセグーン恒例のトークセッションでテーマ別にトーク

各パネリストの発表が終わり、イベントの後半はカセグーン恒例のトークセッションです。パネリスト皆さんからテーマに沿ったお話を聞きます。
テーマは以下の内容でした。

  1. 絵の勉強・練習ってどのくらいした?
  2. 価格はどうやって決めてる?
  3. 自分で上手くいったブランディングは?
  4. 安い仕事は受けちゃう?
  5. もし、今ゼロから仕事を取らないといけなくなったらどうする?
三者三様の意見もあればプロとして共通の意識も

イラストの仕事といっても様々なタイプの3名のパネリストからの意見は、普段不安であったり気になることへのヒントとなったのではないでしょうか。正解は一つではないので、参加者の皆さんには自分の意見はこうだという考える機会になっていれば幸いです。

質疑応答

こういったイベントをすると、「質問はありませんか?」と聞いても誰も手が上がらないというのはよくあることなのですが、カセグーンでは自然と手が上がって質問が飛び交います。パネリストの皆さんは、とても丁寧に自分の言葉で回答されていました。

時間を許すまで交流会

こちらもカセグーン恒例の交流会。会場の締め時間ギリギリまで皆さんにはパネリストや参加者同士で交流していただきました。

総括 ~初の100人規模開催、大成功でした~

イラストに特化したカセグーンとしましたが、内容はイラストレーターさん以外でも誰が聞いてもプラスになるものでした。

ビッグネームが集まったので、参加者がしっかりと自分に落とし込めるのか不安もありましたが、パネリストの皆さんのお話は、どこを取っても勉強になるもので再現性もありました。実は今回参加費を少し高くしていたのですが、「参加費以上の価値があった」という嬉しい言葉もいただきました。

今まで気になっていたけど、カセグーンの参加をためらっていたという方も多かったようなのですが、「参加してよかった!」という素敵な感想ばかりでした。
今後も各地で開催していきたいと考えております。ぜひ、カセグーンをキッカケに、クリエイターみんなが稼げるようになりましょう!!!

みんなでカセグーンポーズ!

※今回の写真は、リウタロさん(Twitter)に撮影していただきました。

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