読み解くデザインデザインにどれだけ気を遣っていますか? ~考えるキッカケ~

デザインを考える

2020.12.28

デザインにどれだけ気を遣っていますか?~~デザインを考えるキッカケ~

デザインはどれだけ気を遣っているかで変わります

奈良のデザイン事務所、パーキーパット・デザインズ代表の前田です。今回はデザインを考えるキッカケとして、「気を遣う」ということにフォーカスを当てていきます。

デザインというとちょっと曖昧で何のことかわかりづらいものだったりしますよね。今回の記事ではデザインとは「伝えるために考えて形にするもの」としておきます。

デザインは「伝える」ためにある

そう、デザインって「伝える」ためにあるんです。まずここは大前提です。オシャレにとか、カッコよくとか、そういった表現はよくされますが、それらは「伝える」ためにオシャレにカッコよくするというのがデザインなのです。伝わっていないオシャレやカッコよさは意味をなさない、と言っても過言ではないと思います。

そんな「伝える」ためのデザインは、作る側の人間が、見る人のことを考えて、気を遣えるかどうか、という点が、とても重要になっていくと僕は考えています。周囲だったり仕事だったりに気遣いのできる人は、とても評価されますよね。デザインも同じです。

例えば文字サイズ。読んでもらうことを考えていますか?

気を遣うことで例を挙げますと、とても身近で簡単なことで、文字サイズですね。

  • この文字のサイズで読んだ人は字を認識できるのだろうか
  • 長い文章を読んでもらうときに、小さすぎたら疲れて読む気がなくなってしまわないか
  • 文字が大きすぎたら、逆に何を書いた文なのかを認識してもらえないかもしれない

上記のようなことを、考えていくのがデザインの第一歩だったりします。伝えたいことはたくさんあるから、文字が多くなればなるほど、その分領域が圧迫されて文字サイズが小さくなってしまう。伝えたいことはそれでちゃんと伝わるでしょうか? もちろんNOですよね。

そういうわけで、文字のサイズが決めていくことで、それが収まるレイアウトであったり、さらにわかりやすくなりように文字色だったり装飾を付けたりしていき、表層的な面から「伝える」という目的へと近づけていきます。

しかし、これだけだとちょっと惜しいと僕は感じます。ここまで考えられるならもっと深くまでいってほしいですね。

「誰」を気遣うかまで深く思考を巡らせる

文字サイズ、読む人のことを考えて気を遣うことは、デザインの第一歩としました。「伝える」ことができてきますよね。ここで惜しいポイントが、「誰に伝えるか」まで考えが至っていないことなんです。

誰のために文字を大きく or 小さくするのか、ここがデザインのミソなんですよね。単に「読む人」だと想定が「匿名Aさん」という曖昧すぎるイメージになってしまうんです。

以下に起こり得ることを挙げますね。

  • お年寄りにも読めるように大きい文字サイズにした
  • 作るのは経済のことがびっしり書かれたビジネス情報誌。読むのは忙しいビジネスマン
  • 大きい文字を上から下へと目移りしながら、たくさんページをめくりながら読む必要がある

どうでしょう? こんなことしていたら、忙しいビジネスマンだったら、書かれていることが全く頭に入らずにストレスが溜まって読んでくれませんよね。

もちろん逆に文字サイズを小さくしてしまうと、困る場合もあります。簡単に思いつくものとしたら、老人会のお知らせに縦横2mmや3mmの文字サイズで載せていたとしても読まれることはないでしょう。

そう、「誰に気を遣うか」というところまで考えを巡らせることで、より良いデザインへと近づけることができます。これをプロっぽい言葉で表すと「ターゲット」または「ターゲットの想定」となります。

まとめ:誰に伝えたいかを考えればもっと気遣える=もっとデザインが良くなる

ということで、気を遣うという点において、文字サイズであれば「誰に気を遣うか」を考えて文字の大きい小さいを決めると、読みやすいデザインができていくということを例に挙げさせていただきました。

気を遣うことで、デザインの目的である「伝える」ということに近づけます。そしてさらに、「誰に気を遣うか」かを思考することで、さらに伝わりやすくなり、結果それは良いデサインとなるのです。

バリバリのデザインでなくても一緒です。WordやEXCELで作った資料や提案書であっても同じです。大事な商談、相手に読めない文字サイズではビジネスチャンスを逃してしまいますよね。これもデザインの一つ、成果に繋がるとっても大事なことです。

以上、デザインを考えるキッカケとして、「気を遣う」をキーワードとしてみました。どれだけデザインに気を遣っていますか? 作る際の思考のポイントとしてみてはいかがでしょう。

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