読み解くデザインデザインに資格は必要?

デザインを考える

2021.01.30

デザインに資格は必要?

デザインの資格ってあるの? そして資格は必要なのでしょうか?

奈良のデザイン事務所、パーキーパット・デザインズ代表の前田です。
今回は、デザインに関して必要な資格や、あったら便利な資格について考えていきます。資格は持っていれば「その分野について基準を達した知識や能力を持っている」という証明のようなものですね。持っていれば役立つことはあるでしょう。

ただし、実は僕は15年選手ではありますが、デザインに関する資格は持っていません。それでもプロとしてしっかり仕事を遂行しています。ただし、「資格なんていらないよ!」というスタンスでもありません。では資格は必要ないの?という点についても考えていきます。

デザインに関係する資格は何がある?

現段階では、デザインのプロ、またはデザイナーであることをハッキリと証明する資格はありません。おそらく合格ラインとか審査方法とかが難しく自動車免許や調理師のようにはいかないのだとは思います。この点で前述したように、僕はデザインに関する資格は持っていません。

それでも知識や技術面でデザインに関係する資格や検定は存在しています。

ではまず、デザインに関係する資格・検定について挙げてみましょう。今回はとてもまとまっているサイト「日本の資格・検定」というWEBサイトのデザイン・クリエイティブの関する資格を紹介しているページ
https://jpsk.jp/examination/genre/creative.html)から引用させていただきます。すべてではなくいくつかピックアップします。

  • CG-ARTS検定
  • 色彩検定
  • ウェブデザイン技能検定
  • カラーコーディネーター検定試験
  • 色彩士検定
  • パターンメーキング技術検定
  • DTPエキスパート
  • オンラインUD検定(ユニヴァーサルデザイン検定)
  • Illustrator/Photoshopクリエイター能力認定試験
  • Webクリエイター能力認定試験
  • Web検定

これだけでも多いですね!主に大きく分けると、
(1)画像処理やCGの知識があるか
(2)色彩など色に関する知識があるか
(3)昨今のデザインの知識があるか
(4)WEBについて知識があるか
(5)ツールが使えるかどうか
というところでしょうか。上記で知識と表していますが理解としてもよい資格もありますね。

デザインの関する資格を持っている必要はある?

では今回の本編のところです。ここは完全に僕の個人的な見解でしかありませんが、デザインに関係する資格を持っている持っていないは、正直関係のない業界だと捉えています。どんな資格・検定があるか挙げましたが、知識がある/ツールが使えるということは、とても大事ですが、仕事とリンクするかはその人次第なんですよね。資格を持っていても、自身がプロのデザイナーと証明するものではないからです。

その人がどのくらいのレベルのデザインを作れるか、考えられるかを測れないんですよね。むしろ、良いデザインを作ることができれば、資格を持っていなくても、プロのデザイナーなのだと証明できるわけです。むしろ、それでしか証明できません。だからこそ僕も今まで資格を持っていないわけなのです。

資格を取ることに意味がないことはありません

そんなふうに資格がなくても大丈夫だという考えではありますが、資格を取ること自体はとても意味があると思います。現に実は僕は資格の参考テキストを買って勉強したことはあります。なぜかというと、プロの仕事で役立つことは仕入れることができるからです。

特に色彩検定などはとても参考になります。細かな色の名前を暗記して覚える必要はありませんが、配色の関係性や、人が色を見たときの感情などなどを詳しく学ぶことができます。色とデザインは密接な関係ですから、知っていて損はありません。だから僕は色彩検定2級までテキストは読み勉強しました。あとは合否は必要なく仕事に活かせばよいと判断し試験を受けずに今に至ります。(暗記してないので合格しないでしょう笑)

あとUD(ユニバーサルデザイン)についてもとても良い知識となるので勉強して損はないです。配色だけでなく、昨今のWEBに関してやツールの使い方もそうですね。自身が知らない/自信のない分野は、資格の参考テキストを読んでみるだけでもとてもよいプラスになりますよ。せっかくだから受験しても全然良いと思います!

<番外編>これ持ってると役立つのがオフィス系の資格

ちょっとここで番外編として、僕のオススメ資格をお伝えします。というかこちらの資格は僕は持っています。それが、WordやExcel、PowerPointなどのオフィス系のソフトの資格です。これあるだけで、他のデザイナーさんと差別化できるんですよね。だってお客様の大半はWindowsユーザーであり、仕事ではWordやExcelを使われています。参考資料をWordでやり取りしたり、PowerPointでの提案書のデザイン依頼をいただいたりもします。

逆にオフィス系のソフトが使えないというデザイナーも少なくないので、他のデザイナーさんが持っていない領域でのお仕事が発生したりします。コミュニケーションとしてもパソコン全般のプロフェッショナルだという見せ方ができるのもとても有利な点です。

ちなみに僕は、日商PC検定の文章作成・データ活用・プレゼン資料作成の3種(2級まで)を持っています。ツールの使い方と合わせて、仕事でどう活用するかの部分を問われる内容なので良いですよ。

まとめ:デザインの資格は必須ではないけど役に立つ!

ということでデザインに関する資格は、プロである証明にはならないので必須のものではありませんが、その知識や技術はもちろんプラスになるので役に立つものであります。

必須でない点をフォローする形で、資格と合わせてポートフォリオを充実させるようなデザイン制作にも精を出す方が得策です。こういう知識があり、こういったレベルのものが作れるのだと見せれば、良い証明になるかもしれませんね。

また、フリーランスのデザイナーさんであれば、信用を得るために資格を持っていることはアピールになる場合もあります。ただやはりポートフォリオや実績がありきだとは思います。自分の持っている資格をどうアピールするか、ここはデザイナーとしての腕の見せどころかもしれませんね。

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