読み解くデザインスクールには入るべき? プロのデザイナーになれる勉強方法を考える

これからの人に向けて

2021.01.14

スクールには入るべき? プロのデザイナーになれる勉強方法を考える

プロのデザイナーになるために必要なこと~現実的篇~

奈良のデザイン事務所、パーキーパット・デザインズ代表の前田です。
今回は、これからデザイン業界に入ってみたいと興味持たれている方に向けて、プロになれる勉強方法について考えていきます。違う業界の方であれば、「そういう積み重ねがあってのプロだよね。よし、安心してお願いしよう」と感じてもらえると幸いです。

またこの手の内容は挙げるとキリがありませんので、この記事では3つ、プロになれる勉強法を考えてみます。

1)スクールには通うべきか

僕の考えは、スクールには通うべきです。なぜかと言うと基本となるデザインソフトの使い方を修得できるからです。正直言って、デザインソフト(Photoshop、Illustrator他)を触れないと今の時代はデザインすることは難しいです。まずはそこを、独学では非効率にならないように基本的スキルについて学ぶといいでしょう。

ここで、良いスクールの見分け方(自信はないです笑)を一つ。
「このスクールに通えば、デザインソフトを修得することができますか?」と聞いてください。ここでちゃんと「できますよ」と返ってくるところがいいですね。「スクールなんだからそんなの当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、「ご本人次第です」なんて言葉が出てくるところは止めた方がよいです。

デザインソフトが使えるようになるのは、超基本スキルです。やっとここで「さぁデザイナーになるための勉強をしよう」というラインに立つことができます。そんな超基本のスキルを自信を持って修得できると言えず「ご本人次第です」と言うようなスクールは、僕はNGだと判断します。

ここは歴史・実績のある大手のスクールで勉強した方が安心かもしれませんね。あとは体験入学に行ってみて、先生が自分と合いそうかを判断しましょう。(無論、体験入学がないところは行かない方がよいです)

2)デザイナーになるための勉強=就職活動

先述しましたが、デザインソフトが使えるようになったら、プロのデザイナーになるためのスタートラインに立つことができます。ここからは、「デザインとはなんぞや?」という部分を勉強していくことになります。

でもそれってスクールで学べるんじゃないの?ということになりますが、僕の経験上「100%は学べない」と結論づけたいです。限られた日数のスクールで学べるのは、最初の方の触りの部分だと認識しておいた方がよいです。というかその短い日数でデザインを理解するのは難しいことです。卒業していざ就職した会社で「まだまだ勉強しないと!」となること間違いなしです。

だからってスクールがダメというわけではありません。スクールでしっかり勉強すれば「就職できるレベル」になれます。もしスクールへ通っていなかったり、スクールではデザインソフトの使い方を修得したという場合でも、まずはこの「就職できるレベル」を考えると、成長もしやすいです。

就職できるレベルというのは、プロのデザイナーと同レベルではありません。「基本を知っていて、働きながら成長できそうなレベル」です。会社も採用の際はそういったポイントを見ていますよ。プロレベルじゃないですが大丈夫、この就職できるレベルをまずは目指しましょう。

就職を意識することで考えるのは、ポートフォリオですね。自分がどれほどのデザイン物を作れるかを示す大事なアピールツールです。通常はこれを就活時に渡して判断してもらいます。

ということで、就職できるレベルのポートフォリオを作る、ということがデザイナーへなるための勉強へと繋がります。方法としてはスクールで教えてもらうのもよいですし、マンツーマンレッスンをされている先輩デザイナーさんもいらっしゃいますので、相談するのがよいでしょう。重要ポイントは、丁寧に見てもらえるかです。自分がデザイン物を作ったら、誰かに見てもらいフィードバック(添削や改善方法)をもらうというのが近道でしょう。

3)就職してからがスキルアップの嵐!実践こそが一番の勉強方法

ここまでは、デザインソフトが使えて、デザインについて就職できるという段階までのお話でした。次はさらに本格的にスキルアップするにはという段階にいきます。その勉強方法は、「実践」です。

実践?なんじゃそら…と思われるかもしれませんが、結局は実際の案件に触れて、先輩のチェックやお客様の反応を見ながら良いものを作るというのが、一番の成長への道です。デザインという幅が広く、奥の深いものを理解するには、たくさんの制作経験がものをいいます。そう、まさに実践はスキルアップの嵐ですね。これに相当する練習はできなくもありませんが、それなら普通に実践していった方がスマートですよね。

これは、正社員でなくてもよいかなと思います。アルバイトやパートでも良いでしょう。大切なのは組織に所属して、先輩デザイナーやディレクターなどから吸収することです。できれば一般企業でインハウスデザイナーとして仕事するよりは、デザイン制作会社の方が先輩もたくさんいて勉強になるでしょう。(インハウスデザイナーの良さもあるので、またの機会に語りたいです)

まとめ:デザインソフトの修得▷就職できるレベル▷実践でスキルアップ

もっと詳しく一つ一つも掘り下げたいですが、今回はここまでです。表題にあるように「スクールには入るべき?」という質問には、僕はYESと答えます。もちろん似た経験ができるならスクールに通う必要もないでしょう。

大切なのは、(1)基本中の基本となるデザインソフトの習得、(2)完璧なプロレベルを目指すのではなく就職できるレベルをまずは目標に、(3)あとは実践でどんどんスキルをあげていくということですね。

勉強方法にもいろいろありますが、安易な「〇ヶ月でデザイナーになれます」などといった誘い文句には注意してほしいなと思います。簡単じゃないからこそ、順を追って着実に成長することでプロへの道が開かれます。

ここで現実的な話を書き残したいのですが、「こうしたらデザイナーになれますよ」と伝えても実際に行動へ移す人は限られています。だからこそ、ググッと気持ちと行動力を動かすことで、他の人ではなりえないデザイナーとして活躍できると思います。

興味のある方は、デザイン業界に挑戦してみてください。待っています!

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